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03月03日-議案上程・説明・質疑-01号

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  1. 古河市議会 2022-03-03
    03月03日-議案上程・説明・質疑-01号


    取得元: 古河市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    令和 4年  3月 定例会(第1回)         令和4年第1回古河市議会定例会会議録 第1号令和4年3月3日(木曜日)午前10時 2分開会 ○議長(鈴木隆君) 開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には何かと御多用の中、令和4年第1回定例会に御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。 現在感染力の強いオミクロン株の感染による第6波の状況下において、感染拡大は高止まりの傾向にあります。今定例会におきましても感染拡大防止対策の一環として、議場内での3密回避のため、代表質問並びに一般質問の際には出席議員の入替え制により開催したいと考えております。 また、今定例会におきましても、ここにありますとおり、議場に花を飾っております。日ごとに水ぬるむ季節となってまいりました。優しく暖かい色の花たちは、たおやかな春の訪れを感じさせます。今回の展示は「春」をテーマといたしましたので、紹介をさせていただきます。 それでは、定例会に当たり、皆様には慎重審議の上、議会運営が円滑にできますことをお願い申し上げまして、簡単ではありますが、開会前の挨拶に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 開会に先立ちまして、針谷市長より発言を求められておりますので、これを許します。 針谷市長。 ◎市長(針谷力君) 皆さん、おはようございます。令和4年第1回古河市議会定例会の開会に当たり、御挨拶を申し上げます。 議員の皆様には日頃より市政に対しまして御理解、御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。 今回の定例会では諮問2件、認定2件、議案40件の合計44件について御審議をお願いするものでございます。議案等の内容につきましては、提案理由の中でそれぞれ御説明をしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。                                     議 事 日 程 第1号  令和4年3月3日(木曜日)午前10時開議第 1 開  会                                     第 2 開  議                                     第 3 会議録署名議員の指名                               第 4 会期の決定                                    第 5 諸般の報告                                    第 6 請願付託の件                                   第 7 施政方針                                     第 8 諮問第 1号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて           諮問第 2号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて             (提案理由説明、質疑、常任委員会付託・討論省略、採決)            第 9 認定第 1号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第10号)の専決処分の報告及び承認           を求めることについて                              (提案理由説明、質疑、常任委員会付託省略、討論、採決)            第10 認定第 2号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第11号)の専決処分の報告及び承認           を求めることについて                              (提案理由説明、質疑、常任委員会付託省略、討論、採決)            第11 議案第14号 古河市成果連動型民間委託契約方式第三者委員会設置条例の制定について     議案第15号 古河市虐待・DV対策基本計画策定委員会設置条例の制定について        議案第16号 古河市立小中学校適正規模適正配置等審議会条例の制定について        議案第17号 古河市個人情報保護条例の一部改正について                  議案第18号 古河市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について            議案第19号 古河市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一           部改正について                               議案第20号 古河市議会議員報酬等条例の一部改正について                 議案第21号 古河市職員の給与に関する条例の一部改正について               議案第22号 古河市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正に           ついて                                   議案第23号 古河市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正に           ついて                                   議案第24号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について                 議案第25号 古河市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正につい           て                                     議案第26号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定           について                                  議案第27号 古河市ファミリー・サポート・センターの設置及び管理に関する条例の廃止           について                                  議案第28号 古河市内における太陽光発電設備設置に関する条例の一部改正について      議案第29号 古河市下水道条例の一部改正について                       (提案理由説明)                               第12 議案第30号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第12号)                議案第31号 令和3年度古河市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)     議案第32号 令和3年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3号)     議案第33号 令和3年度古河市古河福祉の森診療所特別会計補正予算(第3号)        議案第34号 令和3年度古河市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)          議案第35号 令和3年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第4号)     議案第36号 令和3年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)         議案第37号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)    議案第38号 令和3年度古河市仁連地区新産業用地開発事業特別会計補正予算(第2号)    議案第39号 令和3年度古河市水道事業会計補正予算(第3号)               議案第40号 令和3年度古河市下水道事業会計補正予算(第3号)                (提案理由説明)                               第13 議案第 1号 令和4年度古河市一般会計予算                        議案第 2号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算            議案第 3号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)予算            議案第 4号 令和4年度古河市古河福祉の森診療所特別会計予算               議案第 5号 令和4年度古河市後期高齢者医療特別会計予算                 議案第 6号 令和4年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)予算            議案第 7号 令和4年度古河市農業集落排水事業特別会計予算                議案第 8号 令和4年度古河市ゴルフ場事業特別会計予算                  議案第 9号 令和4年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計予算           議案第10号 令和4年度古河市公共用地先行取得特別会計予算                議案第11号 令和4年度古河市仁連地区新産業用地開発事業特別会計予算           議案第12号 令和4年度古河市水道事業会計予算                      議案第13号 令和4年度古河市下水道事業会計予算                       (提案理由説明)                               第14 散  会                                                                          本日の会議に付した事件日程第 1 開  会                                   日程第 2 開  議                                   日程第 3 会議録署名議員の指名                             日程第 4 会期の決定                                  日程第 5 諸般の報告                                  日程第 6 請願付託の件                                 日程第 7 施政方針                                   日程第 8 諮問第 1号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて           諮問第 2号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて     日程第 9 認定第 1号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第10号)の専決処分の報告及び             承認を求めることについて                    日程第10 認定第 2号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第11号)の専決処分の報告及び             承認を求めることについて                    日程追加第1 議員秋庭 繁君に対する懲罰動議                       日程第11 議案第14号 古河市成果連動型民間委託契約方式第三者委員会設置条例の制定につい             て                                     議案第15号 古河市虐待・DV対策基本計画策定委員会設置条例の制定について        議案第16号 古河市立小中学校適正規模適正配置等審議会条例の制定について        議案第17号 古河市個人情報保護条例の一部改正について                  議案第18号 古河市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について            議案第19号 古河市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例             の一部改正について                             議案第20号 古河市議会議員報酬等条例の一部改正について                 議案第21号 古河市職員の給与に関する条例の一部改正について               議案第22号 古河市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改             正について                                 議案第23号 古河市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改             正について                                 議案第24号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について                 議案第25号 古河市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正に             ついて                                   議案第26号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の             制定について                                議案第27号 古河市ファミリー・サポート・センターの設置及び管理に関する条例の             廃止について                                議案第28号 古河市内における太陽光発電設備設置に関する条例の一部改正について      議案第29号 古河市下水道条例の一部改正について               日程第12 議案第30号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第12号)                議案第31号 令和3年度古河市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3             号)                                    議案第32号 令和3年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3             号)                                    議案第33号 令和3年度古河市古河福祉の森診療所特別会計補正予算(第3号)        議案第34号 令和3年度古河市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)          議案第35号 令和3年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第4             号)                                    議案第36号 令和3年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)         議案第37号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2             号)                                    議案第38号 令和3年度古河市仁連地区新産業用地開発事業特別会計補正予算(第2             号)                                    議案第39号 令和3年度古河市水道事業会計補正予算(第3号)               議案第40号 令和3年度古河市下水道事業会計補正予算(第3号)        日程第13 議案第 1号 令和4年度古河市一般会計予算                        議案第 2号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算            議案第 3号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)予算            議案第 4号 令和4年度古河市古河福祉の森診療所特別会計予算               議案第 5号 令和4年度古河市後期高齢者医療特別会計予算                 議案第 6号 令和4年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)予算            議案第 7号 令和4年度古河市農業集落排水事業特別会計予算                議案第 8号 令和4年度古河市ゴルフ場事業特別会計予算                  議案第 9号 令和4年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計予算           議案第10号 令和4年度古河市公共用地先行取得特別会計予算                議案第11号 令和4年度古河市仁連地区新産業用地開発事業特別会計予算           議案第12号 令和4年度古河市水道事業会計予算                      議案第13号 令和4年度古河市下水道事業会計予算               日程追加第2 議員提出議案第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議      日程第14 散  会                                                                        出 席 議 員    議 長   鈴 木   隆 君   │    副議長   赤 坂 育 男 君     1番   小 山 高 正 君   │    12番   生 沼   繁 君     2番   小森谷 博 之 君   │    13番   佐 藤   泉 君     3番   古 川 一 美 君   │    14番   落 合 康 之 君     4番   鈴 木   務 君   │    15番   渡 辺 松 男 君     5番   阿久津 佳 子 君   │    16番   青 木 和 夫 君     6番   稲 葉 貴 大 君   │    18番   園 部 増 治 君     7番   靏 見 久美子 君   │    19番   長 浜 音 一 君     8番   大 島 信 夫 君   │    21番   増 田   悟 君     9番   秋 庭   繁 君   │    22番   倉 持 健 一 君    10番   高 橋 秀 彰 君   │    23番   渡 邊 澄 夫 君    11番   佐 藤   稔 君   │    24番   黒 川 輝 男 君                                     説明のため出席した者   市  長   針 谷   力 君   │   健康推進   大 島 富美子 君                      │   部  長                                  │                      副 市 長   近 藤 かおる 君   │   産業部長   西 岡   聡 君                      │                      企画政策   落 合 昇 平 君   │   都市建設   高 橋 一 哉 君   部  長               │   部  長                                  │                      総務部長   田 中 秀 明 君   │   上下水道   武 井 孝 雄 君   兼 危 機               │   部  長               管 理 監               │                                         │                      財政部長   小 林 政 光 君   │   教  育   鈴 木 章 二 君                      │   委 員 会                                  │   教 育 長                                  │                      市民部長   大 山 昌 利 君   │   教  育   塚 原 一 夫 君                      │   委 員 会                                  │   教育部長                                  │                      福祉部長   野 沢 好 正 君   │                                                        議会事務局職員出席者   事務局長   福 田   猛 君   │   議会総務   梅 本 俊 明 君                      │   係  長                                  │                      次  長   倉 持   豊 君   │   議事調査   椿   智 文 君                      │   係  長                                  │                      次長補佐   鹿久保 智 代 君   │   主  幹   新 江 和 貴 君   次長補佐   竹 内 鉄 夫 君   │   主  幹   野 村 仁 美 君                                     令和4年3月3日(木曜日)午前10時 2分開議          〔議長鈴木 隆議員、議長席に着く〕 △日程第1 開会の宣告 ○議長(鈴木隆君) ただいまの出席議員は24名であり、定足数に達しておりますので、これより令和4年第1回古河市議会定例会を開会いたします。 △日程第2 開議の宣告 ○議長(鈴木隆君) 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第3 会議録署名議員の指名 ○議長(鈴木隆君) 日程第3、本日の会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において大島信夫議員、秋庭 繁議員、高橋秀彰議員、以上3名を指名いたします。 △日程第4 会期の決定 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第4、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月18日までの16日間といたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月18日までの16日間と決しました。 なお、会期中の日程につきましては、お手元の令和4年第1回古河市議会定例会会期予定表により、あらかじめ御承知おき願います。 △日程第5 諸般の報告 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第5、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により、説明のため市長、副市長、教育長ほか各主管部課長の出席を求めてありますので、御了承願います。 次に、さきの第4回定例会以降、今期定例会に至る各種議長会等への出席状況につきましては、お手元の議員派遣一覧表・報告のとおりでありますので、御覧おき願います。 次に、監査委員から報告のありました令和3年11月分から令和4年1月分の例月出納検査結果につきましては、お手元の例月出納検査結果報告書のとおりでありますので、御覧おき願います。 以上、報告といたします。 △日程第6 請願付託の件 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第6、請願付託の件であります。 今期定例会において受理いたしました請願は、お手元の請願付託表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第7 施政方針 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第7、施政方針であります。 この際、針谷市長より発言の申し出がありますので、これを許します。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 令和4年第1回古河市議会定例会の開催に当たり、予算及び議案等の提案に先立ち、令和4年度市政運営の基本方針及び主要施策等の概要について御説明申し上げます。 まず、新型コロナで亡くなられた方の御冥福をお祈りしますとともに、感染された方にお見舞いを申し上げます。 国内で新型コロナ感染が初めて確認されてから2年が経過しました。いまだ収束の兆しが見えず不安な日々が続く中、長期にわたり、市民の皆様には感染対策に御協力をいただき、また、エッセンシャルワーカーの皆様には社会機能維持のために最前線で献身的な取組をしていただき、深く感謝を申し上げます。 感染力の強いオミクロン株による第6波が全国に襲来し、二次感染や再感染のリスクが増大しています。さらに、オミクロン株よりも感染力が高いとされる変異株が国内でも確認され、今後の感染拡大が懸念される中、警戒感は一層強まっております。 こうした中、市では、国や県と連携の下、古河市医師会等の御協力をいただきながら希望者への3回目のワクチン接種に取り組み、接種間隔を前倒しするなど、早期に安心して接種できる体制の確保に努めているところです。 また、国の補正予算に対応し、市では、子育て世帯や住民税非課税世帯等への臨時特別給付金の支給に取り組んでおります。さらに、県が実施する低所得のひとり親世帯への生活支援特別給付金の支給におきましては、市独自の取組として給付金の上乗せを行っているところです。 新型コロナとの闘いは長期に及び、誰しもが感染対策の継続に疲れ、気の緩みが生じる場面もあるかと思いますが、市民の皆様には、引き続き細心の注意を払い、基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。 市政運営の基本方針。令和4年度におきましても、現下の新型コロナ対策に最優先で取り組んでまいります。国や県と連携しながら感染対策に努めるとともに、新型コロナの影響を受けている方の声を聴きながら、支援が必要な方への経済対策を実施してまいります。 また同時に、歩みを止めることなく、未来を見据えた都市づくりも進めてまいります。市の将来像「華のある都市(まち)古河」を実現するため、現在進めている事業の継続や将来の発展基盤となるプロジェクトの推進に取り組みます。取組に当たりましては、民間事業者が古河市に目を向け、古河市のまちづくりに参画していただけるよう、官民連携のまちづくりを推進してまいります。 さらに、コロナ禍にあっても市民サービスの提供が維持できるよう、市役所全体で取り組んでまいります。 各種の施策や事業の実施に当たりましては、選択と集中の下、限られた財源を有効に生かしながら、発展的かつ持続的な視点を重視してまいります。 3つの重点施策。政府方針や地方自治体に求められる課題対処を踏まえ、令和4年度におきましては、3つの重点施策を掲げました。 1つ目は、「活力ある地域づくり」です。 私が考える地方創生とは、まさにその地域ならではのまちづくりを進めることにより地域の個性をより際立たせ、地域の活性化や振興につなげる取組と理解しております。 市内には、隠れた良質の地域資源が多々あり、こうした資源を活用して地域の活性化に取り組む民間事業者が現れております。令和4年度におきましては、古民家を活用した観光拠点づくりや、多様な職業の人が集まるコワーキングスペースを生かしたビジネスマッチング等について、民間事業者が取り組む地方創生の支援をしてまいります。 2つ目は、「デジタル技術の活用」です。 市では、令和4年度から8年度までの5年間を計画期間とする「古河市IT戦略プラン」を新たに策定しました。プランを今後の事業展開の指針とし、デジタル化の推進が行政運営の効率化や市民の利便性向上などにつながるよう取り組んでまいります。 国から求められている基幹系20業務のシステム標準化と、マイナンバーカードを利用する手続を含め、各種行政手続のオンライン化について、本格的な作業に着手いたします。また、情報格差に対応するため、民間企業との連携を図りながらデジタル弱者に向けた施策についても積極的に取り組んでまいります。 3つ目は、「子ども・子育て支援の強化」です。 近年、ヤングケアラーや生活に困窮する子供の問題が顕在化しています。そのような経済的、社会的に支援が必要な子供たちに、教育、社会、生活等の体験機会の確保を図るため、民間団体等による支援の輪が広がっています。そこで、ヤングケアラー等を支えていく地域共生社会づくりのため、実態調査に取り組むとともに、民間団体も含めた関係機関が制度や分野の垣根を超えて連携する体制を構築してまいります。 以上、3つの重点施策を掲げましたが、日本は今、脱炭素社会の実現に向けて大きな政策転換をしました。地方自治体としてもこの大きな流れの中で、まちづくりを進めていく必要があります。すなわち、カーボンニュートラルへの対応です。 市では、令和4年度から13年度までの10年間を計画期間とする「第2次古河市環境基本計画」を指針に、市民・事業者・行政が一体となって、脱炭素社会の実現に向けた取組を開始します。 それでは、以下、令和4年度の主要施策及び事業概要について、第2次古河市総合計画に定める施策体系に沿って御説明申し上げます。 1 市民協働「地域のみんなで古河(まち)をつくる」。 コロナ禍の中、自治会や地域コミュニティ団体の活動縮小が余儀なくされております。自治会等は地域の助け合いや地域づくりの担い手となる基礎的な単位です。感染収束の兆しが見えない中ですが、今後とも自治会等の役割を認識し、その活動を支援してまいります。 具体的には、20の地区及び223の自治会・行政区等に対し、円滑な住民自治の活動が行えるよう、運営交付金や地域づくりを支援する事業補助金などの財政支援を行います。 また、地区コミュニティに対する支援では、20か所の地区コミュニティに対し、地域活動に係る財政支援を行います。昨年度は19か所でしたが、未設立の地区において新たに設立がなされましたので、市内全域となる20か所になったものです。 市民と行政との双方向コミュニケーションの場である「市長と語ろう まちづくり」につきましては、私から市政の方向性を御説明し、市民の皆様からは率直な御意見等をいただける貴重な機会であり、引き続き取り組んでまいります。 地域の情報を市民自らが発信できるポータルサイトの運用を4月から開始します。市民がまちに関わるきっかけづくりを支援し、シビックプライドの醸成や関係人口の増加を図ることで、シティプロモーションをより一層推進してまいります。 昨年11月、男女共同参画プランを改訂しました。改訂プランの下、さらなる意識の啓発や女性の活躍推進に取り組むとともに、ダイバーシティの重要性に鑑み、多様な人材が活躍できる地域社会の実現に努めてまいります。 2 健康福祉「互いに支え合う古河(まち)をつくる」。 庁内の関係部署や各種の相談機関が、「縦割り」ではなく互いに連携し協働して支援する重層的支援体制整備事業を県内で初めて実施します。長期のひきこもり者やダブルケアの状態にある方などを支援するため、重層的支援会議の開催により対象者一人一人に適した支援プランを作成し、複雑化・複合化した問題を抱える方の支援につなげてまいります。 障害の有無に関わらず誰もが互いに支え合う共生社会の実現を目指し、障害福祉施策の指針となる「第4期古河市障害者基本計画」を策定します。策定に当たりましては、市民や関係団体からの意見を取り入れ、多様化する福祉ニーズを計画に反映してまいります。 上辺見保育所の西側隣接地に、子ども家庭総合支援センターの機能を有する、新たな子育て拠点施設を整備する予定です。整備に当たりましては、民間活力を導入したいと考えています。事業提案の募集に向けて民間事業者にヒアリングを実施し、課題を整理した後、再募集を行います。 公共施設適正配置基本計画に基づく公立保育所の長寿命化を図るため、現在、第三保育所の改修計画づくりを進めています。令和4年度は劣化度調査の結果を基に実施設計を行います。 4月から不妊治療の保険適用が始まります。これまで、市は独自に不妊治療費の助成を行ってきましたが、その役目を終えることになります。しかし、経過措置として年度をまたぐ治療費は令和4年度も助成を継続します。なお、不育症治療費の助成につきましては、引き続き市独自の助成を行ってまいります。 40歳と50歳の方を対象に、新たに歯周病検診を実施します。歯周病及び生活習慣病の発症や重症化を予防し、働き盛りの世代の健康づくりを推進します。 高齢者の保健事業と介護予防等の一体的な取組では、対象地区を市内全域に拡大し、予防指導を実施します。高齢者の多くが抱える加齢に伴う心身機能の低下について、医療専門職によるフレイル予防を行い、健康寿命の延伸につなげてまいります。 3 教育文化「人が育ち文化の息づく古河(まち)をつくる」。 令和4年度から8年度までの5年間を計画期間とする「古河市教育振興基本計画後期計画」をスタートします。これまでの成果や課題の検証を行い、総合的な教育行政の施策を示しており、未来に向けた教育への思いを込め、その実現に向けた取組を推進してまいります。 英語教育の推進につきましては、児童生徒にイングリッシュキャンプの体験や、外国語指導助手と触れ合う機会を設けて、英語によるコミュニケーション能力の向上を図ります。また、地域人材の活用を図り、市内高等学校や地元企業、国際交流協会等にボランティアを依頼し、英語を通じて児童生徒と地域との関わりを増やす取組を行います。 児童が安全に過ごせる場所を確保するため、放課後児童クラブの増床や整備改善に努めています。児童数の増加が見込まれる古河第三小学校につきましては、1学期をもって利用が終了する給食調理室を児童クラブに改修し、待機児童の解消を図ります。 小中学校体育館の照明について、計画に沿って順次LED化を進めます。令和4年度は、仁連小学校及び総和南中学校で実施します。LED化によるコストダウンや、調光機能により災害時の避難所としての機能向上も見込まれるなど、より安心安全な学校施設を維持してまいります。 市内7つの自校給食室につきましては、「古河市自校給食室統合計画」に基づき、学校給食センターへの統合を図ります。設備が老朽化している古河第三小学校及び古河第五小学校の給食室を統合し、その後も計画的に統合を進めることで、既存施設の有効活用と安定した給食の供給に努めます。 公共施設適正配置基本計画に基づき、中央公民館・さくら公民館・ふれあい公民館・サークル館の機能を集約する、総和地域交流センターの整備に着手します。令和7年度中の開館を目指して、令和4年度から5年度にかけて用地測量や基本設計及び実施設計を行います。 市内スポーツ施設の環境整備につきましては、あらゆる世代に対してスポーツの場を提供するよう努めてまいります。中央運動公園陸上競技場の芝生の改修工事を実施するなど、利用環境の向上を図ります。また、総和地区のスポーツ施設に指定管理者制度を導入し、民間活力を生かして、安心で快適に利用できるサービスを充実してまいります。 新公会堂の再建として検討を進めている文化施設の整備につきましては、現在、庁内で設置した検討委員会において、施設の必要性や役割、建設候補エリアの想定などをゼロベースで検討しています。施設整備の前提条件等を整理した上で、市民の皆様の御意向を伺いながら基本構想の策定に着手する予定です。 4 産業労働「活力と賑わいのある古河(まち)をつくる」。 県の支援を受け市内に新たな産業用地を開発する「未来産業基盤強化プロジェクト」につきましては、境古河インターチェンジからおおむね5キロメートル圏内の農地、約20ヘクタールを開発候補地とし、地域未来投資促進法に基づき、国や県と協議を進めています。企業が立地できる条件を整備し、新たな雇用の創出と地域経済の活性化を図ります。 観光イベント事業につきましては、イベントの磨き上げと、新しい地域観光の創造に取り組みます。コロナ禍の開催につきましては、国や県の指針に従い、感染防止安全計画により万全な体制で実施してまいります。 近年、観光に対するニーズや形態は大きく変化し、地域観光の推進には自由な発想やスピード感、多種多様なニーズに合った企画や情報発信が重要となります。4月から観光協会が法人化されることとなり、行政主体から民間主体へ移行することにより、自立性と機動性が高まるとともに、収益事業による自立化が期待できます。 農泊を契機とした新たな観光資源の発掘と回遊ルートを確立するため、国から交付金の採択を受けて民間団体が行う農泊施設整備事業への支援を行います。市の新たな観光拠点として、地域の憩いの場及び観光客の誘客等を目指した施設が整備されることを期待しています。 地域農業の担い手育成につきましては、国の補助を活用しながら、次世代の農業を担う新規就農者へ支援を行います。昨年、この中から茨城いちごグランプリ大賞を受賞した農園も誕生しています。都内の銀座にある茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」において、イチゴのPR販売を行うなど、今後も新規就農者の事業継続を支援してまいります。 5 生活環境「安全で快適な古河(まち)をつくる」。 脱炭素に向けた取組の一環として、市内循環バス「ぐるりん号」の一部にEVバスを導入し、令和5年度からの運行に向けて準備を進めます。また、公用車として電気自動車を新たに購入し、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進します。 防災につきましては、三和北中学校区において地震を想定した地域防災訓練を行います。防災士の新たな養成や意見交換会の開催など、住民による自助・共助の定着及び防災知識の向上を図ります。また、浸水想定区域における水防説明会、民間事業所の応援協定の拡大など地域の防災体制を強化してまいります。 住宅密集地における消防力強化の一環として、敷地面積の狭い消防団第5分団詰所について、南側の市有地へ移転するための設計業務を行います。古河駅西口地区に昨年12月に開設した常備消防施設である駅西出張所と併せて、地域の安心と安全を守ります。 古河市斎場において新しい火葬棟の建設を進めています。工事中も継続して火葬が行える仮設火葬炉を設置し、利用者の利便性に配慮しながら、引き続き令和6年5月の完成を目指して施設整備を行います。 犯罪の抑止を目的に、平成21年度から市内に205台の防犯カメラを設置し、警察と連携することで犯罪発生件数の減少や早期の事件解決等にもつながっています。引き続き、さらなる設置と経年劣化した機器の更新により、安心安全なまちづくりに努めます。 効果的な下水道運営を進めていくため、都市下水路事業計画を組み込んだ公共下水道全体計画の見直しを行います。また、汚水処理運営のコスト削減を目指し、県と連携しながら広域化・共同化を新たに組み込んだ生活排水ベストプランの見直しを行います。 浸水対策につきましては、令和2年度から4年度にかけて雨水管理総合計画の策定に取り組んでいます。この計画では、シミュレーションによる効果検証により、効率的な施設整備計画による浸水被害の軽減を目指します。 上水道の整備につきましては、安全で安定した水道水を供給するため、約3,200メートルの新設工事を実施します。また、令和7年度の完了を目指して、老朽化した石綿セメント管から耐震性に優れた配水管に更新するため、約5,400メートルの布設替え工事を実施し、全体の約76%の完了を目指します。 6 都市基盤「魅力的で利便性の高い古河(まち)をつくる」。 都市計画につきましては、にぎわい・安らぎのある拠点形成と安全な暮らしの実現を目指します。現在、市内全域の都市計画道路や駅南地区のまちづくりについて見直しを進めており、中長期的な視点を持って、住民の理解を得ながら、市のポテンシャルを生かした魅力あるまちづくりを推進してまいります。 このたび、茨城県警察本部から古河警察署を古河駅東部土地区画整理事業地内に移転する意向が示され、今後、移転候補地である保留地の処分などについて詳細を協議してまいります。また、同事業地内の大街区の処分につきましては、プロポーザル方式により商業的利用を目的に事業者向け再公募を行います。 これら古河警察署の移転や大街区の商業的利用を契機として、さらに加速的に良好な市街地の形成と都市の拠点性を高めてまいります。 国道354号バイパスの整備につきましては、バイパス区間の全線開通を早期に実現できるよう、引き続き、境町と連携しながら国及び県に対して整備促進の要望を行ってまいります。 市内幹線道路の整備につきましては、交通利便性の向上と歩行者等の安全確保を図るため、柳橋下大野線は令和5年度の、下辺見地区の思案橋通りと国道354号を結ぶ道路は令和6年度の完成を目指して工事を進めてまいります。 身近な生活道路の整備につきましては、9路線の道路改良工事を実施するなど、効果的かつ計画的に整備を進めます。また、舗装路盤や橋梁の修繕箇所を早期に発見し計画的に補修するため、長寿命化修繕計画に基づく定期点検を実施します。 古河公方公園につきましては、開園当初から桃林づくりに着手し、桃まつり等を開催し、毎年、十数万人の花見客を集める観光資源となっております。観光客のさらなる誘客を図るため、現在、園内に約1,500本植栽されているハナモモを約2,000本に増やすべく、企業版ふるさと納税も活用して取り組んでまいります。 7 行財政「古河(まち)づくりを支える行政経営」。 地方への移住や定着を推進するため、FREAK’S STOREを運営する株式会社デイトナ・インターナショナルと協定を締結し、現在、テレワーク施設の整備を支援しています。若い世代に向けて魅力的な地域に発展し、地域の力が創造されることを期待しています。 現在、市独自のSDGsパートナーの登録制度により、官民一体となって環境・社会・経済の調和の取れたまちづくりを推進しています。新たに市内の関係団体等とのネットワークを構築するとともに、市民向けフォーラムなどSDGsに関する普及啓発活動や連携活動を実施してまいります。 公共Free Wi―Fiの整備につきましては、市内7か所の公共施設でFree Wi―Fiの利用が可能となりました。引き続き古河ケーブルテレビとの連携を図りながら整備を進めてまいります。 テレワークの推進につきましては、昨年より国の自治体テレワークシステムを利用し、市職員の在宅勤務に向けた環境整備に取り組んでおります。今後もコロナ禍での業務継続や多様な働き方等に対応するため、テレワークを効果的に実施してまいります。 現在、約3万人に御登録いただいている市の公式LINEですが、2月にリニューアルしました。これまでのワクチン接種予約の機能に加えて、防災行政情報の発信や、AIチャットボットによる総合案内、道路破損箇所等の受付などが可能となりました。公式LINEを窓口にした双方向コミュニケーションによる行政サービスの充実を図ります。 市有財産の利活用につきましては、32の公共施設を対象に昨年1月からネーミングライツの募集を行っており、現在は9施設で実施しています。引き続き対象施設の絞り込みや募集要領の見直しを行い、自主財源の確保に努めます。 市民総合窓口課が所管する全ての業務について、昨年実施した業務量調査の結果等を公表します。手続のデジタル化や業務手法の見直しなどの改善を図るため、民間事業者のアイデアやノウハウを活用して、市民サービスの向上や業務の効率化につなげてまいります。 以上、令和4年度市政運営の基本方針及びそれに基づく主要施策等の概要について、御説明を申し上げました。 昨年を振り返りますと、一昨年に続き、感染拡大の防止と市民生活を守るための対策に追われた1年でした。また、経済対策におきましては、国や県が実施する対策を見極めながら市民や事業者の現状把握に努め、その意向等を踏まえた市独自の対策を実施してまいりました。 令和4年度は、冒頭でも述べましたが新型コロナ対策を最優先に取り組みつつ、経済対策においても社会情勢を見極めながら実施してまいります。それと同時に、未来に向けて活力ある古河市をつくるため、地域でアイデアを出し、組織の垣根を超えた協力体制により、職員とともに市政運営に全力で取り組む所存です。 つきましては、市政運営に対し、議員各位をはじめ市民の皆様の御理解と御協力を心よりお願いするものです。 以上、令和4年度施政方針といたします。 令和4年3月3日、古河市長、針谷 力。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、施政方針を終了いたします。
    △日程第8 諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて      諮問第2号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第8、諮問第1号及び諮問第2号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて、以上2件を一括して議題といたします。                                               〔諮問は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。人権擁護委員粕谷勇二氏が令和4年6月30日をもって任期満了となりますが、引き続き人権擁護委員の候補者として法務大臣に推薦したく、議会の意見を求めるものであります。 諮問第2号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。人権擁護委員田中由香子氏が令和4年6月30日をもって任期満了となりますが、引き続き人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したく、議会の意見を求めるものであります。 参考資料として両氏の履歴を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件は人事案件でありますので、慣例に従い常任委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は常任委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより採決に入ります。 初めに、諮問第1号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は同意することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。 次に、諮問第2号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は同意することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。 △日程第9 認定第1号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第10号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第9、認定第1号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第10号)の専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。                                               〔認定は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 認定第1号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第10号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、住民税非課税世帯等に対し臨時特別給付金を支給する経費、マイナポイント第2弾への対応に係る経費及び子育て世帯給付金を全額現金で給付するために要する経費等について補正予算を定める必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により補正予算を定めましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第1号については、会議規則第37条第3項の規定により常任委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。          〔討論希望議員挙手〕 ○議長(鈴木隆君) 1名と確認いたします。 9番秋庭 繁議員の討論を許します。          〔9番秋庭 繁議員登壇〕 ◆9番(秋庭繁君) おはようございます。9番、日本共産党の秋庭 繁です。議題となっています認定第1号について、反対の立場から意見を述べます。 初めに、昨日国際連合では圧倒的多数で、ロシア軍のウクライナからの即日撤退を求める決議が採択されました。これに先立って、茨城県議会でも先月、ロシアに抗議する決議が全会一致で採択をされています。今朝のニュースでは、既に4つの県議会で採択をされたと報道されています。主権国家であるウクライナへロシアのプーチン政権が軍事侵攻したことに抗議するとともに、ウクライナからの即事撤退、これは世界の大きな流れになっているのではないでしょうか。 ところが、国会で昨日も問題になりました。安倍元首相がウクライナ危機に乗じて、核兵器の共有や、憲法9条を変えて敵基地攻撃能力を持とうと発言したことが問題になりました。このことについて問われた岸田総理大臣は…… ○議長(鈴木隆君) 秋庭 繁議員に申し上げます。 議題の…… ◆9番(秋庭繁君) (続)広島県出身の大臣として…… ○議長(鈴木隆君) 秋庭 繁議員に申し上げます。 ◆9番(秋庭繁君) (続)分かっています。 非核三原則を堅持し…… ○議長(鈴木隆君) よろしくお願いいたします。 ◆9番(秋庭繁君) (続)我が国の立場から考えて認められないと述べた上で、自己防衛のためのアメリカの抑止力を共有する枠組みを想定したものであれば、これは認められないの考えを示しました。当然のことではないでしょうか。このように…… ○議長(鈴木隆君) 秋庭 繁議員に申し上げます。 議案に沿った内容でお願いいたします。 ◆9番(秋庭繁君) (続)分かっています。もうすぐ終わります。 そういう点では、これら国連憲章……(「分かってないよ」、「議長、休憩」と呼ぶ者あり)下で許されない暴論…… ○議長(鈴木隆君) 暫時休憩といたします。          午前10時46分休憩                                               午後 1時 零分開議 ○議長(鈴木隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの秋庭 繁議員の認定第1号の討論の際に、認定とかけ離れた発言があり、議長において再三にわたり認定に沿った発言を行うように注意を促したにもかかわらず発言をやめなかったため、暫時休憩といたしました。 ここで改めて、古河市議会会議規則第55条第2項の規定により、秋庭 繁議員の認定第1号の討論における発言を禁止します。 ほかに討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより認定第1号を採決いたします。 なお、この採決は電子採決をもって行います。 お諮りいたします。本件は承認することに賛成の議員は、賛成ボタンを押してください。          〔賛成者ボタンを押す〕 ○議長(鈴木隆君) ボタンの押し忘れはありませんか。賛成の方は、お手元のマイクボタンが赤く点灯しているか御確認ください。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 押し忘れがないものと認め、採決を確定します。 賛成多数と認めます。よって、本件は承認することに決しました。 △日程第10 認定第2号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第11号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第10、認定第2号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第11号)の専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。                                               〔認定は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 認定第2号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第11号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、低所得の独り親世帯等に対し茨城県と古河市が独自に生活支援特別給付金を支給する経費及び中学校のスキー宿泊学習のキャンセル料等を補助する経費等について補正予算を定める必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により補正予算を定めましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔質疑希望議員挙手〕 ○議長(鈴木隆君) 1名と確認します。 5番阿久津佳子議員の質疑を許します。 ◆5番(阿久津佳子君) ありがとうございます。阿久津でございます。よろしくお願いいたします。 2件お尋ねしたいのですが、まずスキー宿泊学習がこのコロナ禍で行えないということで、保護者負担もあるとは思うのですが、このキャンセル料1,100万円の補正に対して、例えばキャンセル料全額負担なのか、あるいは保護者の負担があるのかどうかを教えていただきたいと思います。それが1点。 それから、低所得の独り親世帯に対する生活支援特別給付ということで県が5万円、市独自で3万円ということは承知おきしているのですが、こちらは単純にこれを計算しますと2,000世帯になります。こちらの申請の在り方といいますか、あるいは中には申請をしないで終わってしまう御家庭もあるのではないかと思うのですが、そちらに対しての対処策を教えてください。 以上です。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 野沢福祉部長。 ◎福祉部長(野沢好正君) ただいまの御質疑、低所得者の独り親世帯に対する生活支援特別給付金に関して私からお答えさせていただきたいと思います。 今阿久津佳子議員がおっしゃったように、対象者は2,000人を想定して予算を計上しております。そのうち児童扶養手当の受給者につきましては、申請がなくとも該当者に対して支給をするということで考えています。3月1日に、対象の方たちには支給に対しての通知を出しました。3月18日に支給をする予定で今準備を進めております。 そのほかに家計急変者等の方たちに対しては、一応これは申請を受けて審査をして、それで支給をすると、そういう流れで考えております。 以上です。 ○議長(鈴木隆君) 次に、塚原教育部長。 ◎教育部長(塚原一夫君) 阿久津佳子議員のスキーのキャンセル料の件ですけれども、こちらにつきましては中学校8校、2,764名分のスキー宿泊学習のキャンセル料全額でございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 阿久津佳子議員の2回目の質疑を許します。 ◆5番(阿久津佳子君) 御答弁ありがとうございました。 まず、中学校のスキー宿泊学習なのですが、残り1校に対しては実施されたのかどうかということ。 それから、低所得の独り親というところで、あくまでもやはり申請ベースというお話でありますけれども、本来であればこれはほぼほぼ執行部のほうではどの御家庭がというのは承知おきしている話だと思いますので、その辺を先に振り込むというか、支給するというような方向性に持っていけないか。というのが、いろいろな手当てですけれども、例えば1つ前の議案でもありましたけれども、結局、非課税世帯、そこもやはりかなりの書類がありまして、それを読み込んで、それを書かなければいけない。そういうことを考えますと、あらかじめ対象者が分かっている場合であれば、支給するような手だてを考えていただければと思います。 以上です。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 野沢福祉部長。 ◎福祉部長(野沢好正君) ただいまの御質疑でございますが、児童扶養手当を受給している世帯には直接振り込みますという通知を基に振込手続をしております。それと家計の急変者等につきましては、該当であろうというお宅には通知を出しているのですが、ただ、これは県の事業と市の事業が一緒になっているものですから、一応手続上申請をしていただくという、そういった流れになっています。しかし、対象であろうという世帯には通知をお出ししていますので、あとは申請をお待ちするという段階でございます。 以上です。 ○議長(鈴木隆君) 次に、塚原教育部長。 ◎教育部長(塚原一夫君) 阿久津佳子議員の1校については実施されたのかということですけれども、今回蔓延防止の重点区域に茨城県が指定されましたのが1月27日からということで、今回その学校においては1月16日から18日ということで実施をされております。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 以上で、挙手による通告の質疑は終了いたしました。 ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第2号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により常任委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。 これより認定第2号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は承認することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。 ここで暫時休憩といたします。          午後 1時12分休憩                                               午後 2時42分開議 ○議長(鈴木隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程追加第1 議員秋庭 繁君に対する懲罰動議 ○議長(鈴木隆君) この際……          〔長浜音一議員「議長、いいですか」と呼ぶ〕 ○議長(鈴木隆君) 長浜音一議員。 ◆19番(長浜音一君) スムーズな議事運営をお願いしたいと思うのですが。暫時休憩が始まると、何の目的で暫時休憩しているのか、あるいはどのぐらい暫時休憩の時間が必要なのか、その辺のところをはっきりしてもらわないと、我々待機していても、いつ再開するのかと非常に心配しているわけです。議長、ぜひスムーズな議会運営のコントロールをお願いしたいと思います。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(鈴木隆君) 署名をいただいたり、議会事務局も全力をもってやってもなかなか時間がかかりまして、お待たせをいたしましたけれども、以後なるべくスムーズに運営できるように…… それでは、続けたいと思います。 この際、申し上げます。 本日付で、佐藤 泉議員外9人から、会議規則第161条第1項の規定により、議員秋庭 繁君に対する懲罰動議が文書をもって提出されました。お手元にその写しを配付しております。 なお、所定の賛同者がおりますので、動議は成立しております。 お諮りいたします。この際、本動議を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、この際本動議を日程に追加し、議題とすることに決しました。 本動議を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、秋庭 繁議員の退席を求めます。          〔9番秋庭 繁議員退席〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提出者より動議の趣旨説明を求めます。 13番佐藤 泉議員。          〔13番佐藤 泉議員登壇〕 ◆13番(佐藤泉君) それでは、提案理由の朗読をもって説明に代えさせていただきます。 令和4年第1回古河市議会定例会(3月3日)の認定第1号の討論において、認定の内容とかけ離れた発言を行い、議長において認定に沿った発言を行うように再三にわたり、注意をしたにもかかわらず、発言をやめなかった。その行為は、議会運営を混乱させ、議会の品位や権威をおとしめるものであり、古河市議会の信用失墜になる。よって、議会として名誉のため懲罰を科されたい。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、趣旨説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 次に、秋庭 繁議員より、本件について一身上の弁明をしたいとの申し出があります。 お諮りいたします。これを許すことに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、秋庭 繁議員の一身上の弁明を許すことに決しました。 秋庭 繁議員の入場を許します。          〔9番秋庭 繁議員入場〕 ○議長(鈴木隆君) 秋庭 繁議員の一身上の弁明を許します。          〔9番秋庭 繁議員登壇〕 ◆9番(秋庭繁君) 9番、日本共産党の秋庭 繁です。ただいま議長から私への懲罰動議に対する弁明の機会が与えられましたので、一言申し上げさせていただきます。 私の討論の前段の、ロシアのプーチン政権によるウクライナへの侵略のこの問題について、議案外ということで指摘を受けました。しかし、国際連合での採択、既に県議会で抗議し、決議が全会一致で採択され、国会でも昨日参議院で採択。他の県議会でも抗議の決議が採択されていることを述べたものです。 これに触れたのは、皆さんお分かりのように、連日悲惨な惨状が報道され、世界各地で反対の声が、行動が起こされています。しかし、2月28日開かれた古河市議会の議会運営委員会では何の言及もありませんでした。翌日議会事務局長に茨城県議会の抗議決議の話をし、古河市議会も何かできないのかと話しましたが、全国議長会からも何の要請もないという返事でした。連日のテレビ、ラジオ、新聞で報道され、一刻も早く終結させるための国際世論が大事になっています。今朝も産経新聞のロシア駐在記者が、声を上げてほしいと訴えていました。昨日は40年ぶりに国際連合総会の特別会合が開かれ、この中でロシア軍の即事撤退などを求める非難決議が採択をされました。このことを伝え、古河市議会が迅速に対応することを求めるための発言でもありました。私は懲罰に値する発言とは思っていないし、市議会議員の発言の自由を封じるものとして認められません。 発言の自由と責任について私の考え方について述べますが、議会は言論の府です。議員活動の基本は言論であって、問題は全て言論によって決定されるのが建前です。しかし、そうなっていないのは非常に残念です。このため、議会において特に言論を尊重し、その自由を保障しているはずです。私は発言が自由だからといって、どんな内容でも許されるとは思っていません。私の発言が人の人権を傷つけたり、議会を混乱させたものでないことは確信をしています。そして、この間のロシアの蛮行をこの場で率直に伝えたかったという以外にありません。 先ほど議会運営委員会も傍聴しましたが、高橋秀彰議員がロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議、この署名を私のところにも求めてきました。快く応じました。もっと早く機敏に対応すべきではなかったのでしょうか。このことをもってしても、私の発言が懲罰に当たらないことは当然で、撤回するべきと考えています。 古河市議会が会津若松市議会のように自由闊達な議会になることを申し添えて、私の弁明の発言とします。 以上です。 ○議長(鈴木隆君) 秋庭 繁議員の発言は終了いたしました。 秋庭 繁議員の退席を求めます。          〔9番秋庭 繁議員退席〕 ○議長(鈴木隆君) お諮りいたします。懲罰の動議については、委員会条例第7条の規定により、直ちに懲罰特別委員会を設置しなければならないとなっております。また、会議規則第162条の規定により、委員会付託を省略することができないとなっております。したがって、ただいま議題となっております議員秋庭 繁君に対する懲罰動議につきまして、この際10人の委員をもって構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件については10人の委員をもって構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決しました。 △懲罰特別委員会委員の選任について ○議長(鈴木隆君) 次に、懲罰特別委員会委員の選任を行います。 お諮りいたします。本件につきましては、議長において、委員会条例第8条第1項の規定により、佐藤 泉議員、大島信夫議員、鈴木 務議員、小森谷博之議員、園部増治議員、青木和夫議員、稲葉貴大議員、高橋秀彰議員、佐藤 稔議員、靏見久美子議員、以上10人を指名いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10人の議員を懲罰特別委員会委員に選任いたします。 ただいま選任されました懲罰特別委員会委員の方々は、御会合の上、正副委員長を互選し、議長まで報告願いたいと存じます。 委員会開催のため暫時休憩いたします。          午後 2時54分休憩                                               午後 3時 6分開議 ○議長(鈴木隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △懲罰特別委員会正副委員長の互選についての報告 ○議長(鈴木隆君) 懲罰特別委員会の正副委員長が互選されましたので、御報告いたします。 懲罰特別委員会委員長に  佐 藤   泉 議員       副委員長に  稲 葉 貴 大 議員 以上のとおり報告いたします。 懲罰特別委員会開催のため暫時休憩いたします。          午後 3時 7分休憩                                               午後 4時 6分開議 ○議長(鈴木隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで会議時間を2時間延長し、午後7時までといたします。 △議員秋庭繁君に対する懲罰特別委員会の報告について                                                                         令和4年3月3日古河市議会議長 鈴 木   隆 殿                          議員秋庭繁君に対する懲罰特別委員会                          委 員 長    佐 藤   泉               委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会に付託された事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。                     記 1 件  名    議員秋庭 繁君に対する懲罰 2 審査結果    今定例会の出席停止(5日間) 3 意  見 ○議長(鈴木隆君) 議員秋庭 繁君に対する懲罰特別委員会委員長の報告を求めます。 懲罰特別委員会委員長佐藤 泉議員。          〔議員秋庭繁君に対する懲罰特別委員会委員長佐藤 泉議員登壇〕 ◆議員秋庭繁君に対する懲罰特別委員会委員長(佐藤泉君) ただいま議題となりました議員秋庭繁君に対する懲罰の件につきまして、懲罰特別委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。 本件につきましては、3月3日の本会議において付託され、同日慎重審査をいたしました結果、秋庭 繁議員が令和4年第1回古河市議会定例会(3月3日)の認定第1号の討論において認定の内容とかけ離れた発言を行い、議長において認定に沿った発言を行うように再三にわたり注意したにもかかわらず、発言をやめなかった。その行為は、議会運営を混乱させ、議会の品位や権威をおとしめるものであり、古河市議会の名誉を毀損し、古河市議会会議規則第152条の規定に違反する行為である。令和3年9月定例会においても秋庭 繁議員は議案とかけ離れた発言を行い、出席停止の処分を重ねたにもかかわらず、全く反省の姿勢が見られない。今後の議場内での発言においては、古河市議会会議規則等のルールにのっとり、常に議会の秩序並びに品位を保つものであることを再度強く求めるものである。 したがって、地方自治法第135条第1項第3号の規定により、本定例会において本日より3月7日までの5日間の出席停止の罰則を科すべきものと決しました。 以上、懲罰特別委員会における審査の経過と結果について御報告を終わります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、委員長報告は終了いたしました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、これにて委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 なお、この採決は電子採決をもって行います。 お諮りいたします。本件に対する委員長の報告は、秋庭 繁君に今定例会の5日間の出席停止の懲罰を科すことであります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は、賛成ボタンを押してください。          〔賛成者ボタンを押す〕 ○議長(鈴木隆君) ボタンの押し忘れはありませんか。賛成の方は、お手元のマイクボタンが赤く点灯しているか御確認ください。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 押し忘れがないものと認め、採決を確定します。 賛成多数と認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。 ここで秋庭 繁議員の入場を求めます。          〔9番秋庭 繁議員入場〕 △懲罰の宣告 ○議長(鈴木隆君) ただいまの議決に基づいて、これから秋庭 繁君に懲罰の宣告を行います。 秋庭 繁君の起立を求めます。          〔9番秋庭 繁議員起立〕 ○議長(鈴木隆君) 秋庭 繁君に今定例会の本日から3月7日までの5日間の出席停止の懲罰を科します。 秋庭 繁君の退席を求めます。          〔9番秋庭 繁議員退席〕 △日程第11 議案第14号 古河市成果連動型民間委託契約方式第三者委員会設置条例の制定について       議案第15号 古河市虐待・DV対策基本計画策定委員会設置条例の制定について       議案第16号 古河市立小中学校適正規模適正配置等審議会条例の制定について       議案第17号 古河市個人情報保護条例の一部改正について       議案第18号 古河市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について       議案第19号 古河市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について       議案第20号 古河市議会議員報酬等条例の一部改正について       議案第21号 古河市職員の給与に関する条例の一部改正について       議案第22号 古河市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について       議案第23号 古河市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について       議案第24号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について       議案第25号 古河市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について       議案第26号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について       議案第27号 古河市ファミリー・サポート・センターの設置及び管理に関する条例の廃止について       議案第28号 古河市内における太陽光発電設備設置に関する条例の一部改正について       議案第29号 古河市下水道条例の一部改正について ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第11、議案第14号 古河市成果連動型民間委託契約方式第三者委員会設置条例の制定についてないし議案第29号 古河市下水道条例の一部改正について、以上16件を一括して議題といたします。                                               〔議案は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 議案第14号 古河市成果連動型民間委託契約方式第三者委員会設置条例の制定について提案理由を申し上げます。本案は、成果連動型民間委託契約方式事業の実施に伴う委員会の設置について必要な事項を定めるため、新たに条例を制定し、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第15号 古河市虐待・DV対策基本計画策定委員会設置条例の制定について提案理由を申し上げます。本案は、古河市虐待・DV対策基本計画の策定委員会を設置し、市民等の意見を反映させるため、新たに条例を制定し、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第16号 古河市立小中学校適正規模適正配置等審議会条例の制定について提案理由を申し上げます。本案は、古河市立小中学校適正規模・適正配置等審議会を設置し、小中学校のよりよい教育環境の整備及び充実した学校教育を実現するため、新たに条例を制定し、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第17号 古河市個人情報保護条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律」の公布に伴い、「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律」が廃止されるため、引用条項の改正を行い、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第18号 古河市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、非常勤職員の育児休業などの取得要件を緩和し、勤務環境の整備に関する措置等の規定を整備するため所要の改正を行い、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第19号 古河市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、古河市成果連動型民間委託契約方式第三者委員会及び古河市立小中学校適正規模・適正配置等審議会を設置することに伴い、附属機関委員の報酬額等を定めるなど所要の改正を行い、附則で定める日から施行するものであります。 議案第20号 古河市議会議員報酬等条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、人事院勧告による一般職員の期末手当支給割合の改定により、議会議員の期末手当支給割合の見直し及び令和3年度の期末手当支給割合の引下げに相当する額を調整するため所要の改正を行い、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第21号 古河市職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、人事院勧告により、一般職員の期末手当支給割合の改正及び令和3年度の期末手当支給割合の引下げに相当する額を調整するため所要の改正を行い、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第22号 古河市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、人事院勧告による一般職員の期末手当支給割合の改定により、特定任期付職員の期末手当支給割合の見直し及び令和3年度の期末手当支給割合の引下げに相当する額を調整するため所要の改正を行い、令和4年4月1日から施行するものであります。  議案第23号 古河市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、人事院勧告による一般職員の期末手当支給割合の改定により、特別職の期末手当支給割合の見直し及び令和3年度の期末手当支給割合の引下げに相当する額を調整するため所要の改正を行い、令和4年4月1日から施行するものであります。  議案第24号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う国民健康保険税の減免の特例について国の基準に合わせるため所要の改正を行い、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第25号 古河市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、「古河市コミュニティセンター平和」の廃止に伴い、所要の改正を行い、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第26号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について提案理由を申し上げます。本案は、民法の一部を改正する法律の施行による成年年齢の引下げに伴い、古河市医療福祉費支給に関する条例及び古河市医療費助成に関する条例の規定を整理するため所要の改正を行い、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第27号 古河市ファミリー・サポート・センターの設置及び管理に関する条例の廃止について提案理由を申し上げます。本案は、事業内容を見直し、指定管理者制度での管理運営の終了に伴い、条例を廃止し、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第28号 古河市内における太陽光発電設備設置に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、設備の適正な設置及び維持管理をするため、用語の定義を見直し、地元関係者等への周知方法などについて規定を定めるなど所要の改正を行い、令和4年4月1日から施行するものであります。 議案第29号 古河市下水道条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、引用条項及び字句等の整理をするため所要の改正を行い、公布の日から施行するものであります。 以上です。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 △日程第12 議案第30号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第12号)       議案第31号 令和3年度古河市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)       議案第32号 令和3年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3号)       議案第33号 令和3年度古河市古河福祉の森診療所特別会計補正予算(第3号)       議案第34号 令和3年度古河市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)       議案第35号 令和3年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第4号)       議案第36号 令和3年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)       議案第37号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)       議案第38号 令和3年度古河市仁連地区新産業用地開発事業特別会計補正予算(第2号)       議案第39号 令和3年度古河市水道事業会計補正予算(第3号)       議案第40号 令和3年度古河市下水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第12、議案第30号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第12号)ないし議案第40号 令和3年度古河市下水道事業会計補正予算(第3号)、以上11件を一括して議題といたします。                                               〔議案は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 議案第30号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第12号)から議案第40号令和3年度古河市下水道事業会計補正予算(第3号)まで一括して提案理由を申し上げます。 まず、議案第30号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第12号)につきましては、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ3億1,080万円を増額し、予算総額をそれぞれ586億5,070万円とするものであります。 歳入予算の主な補正内容につきましては、地方交付税の確定見込みなどに伴い、予算額の増減措置を講じるとともに、歳出では地方債の繰上償還に要する経費を計上するほか、各事業費の確定見込みに伴い、所要の措置を講ずるものであります。 第2表継続費補正につきましては、事業費の確定などにより変更を行うものであります。 第3表繰越明許費補正につきましては、年度内での完了が困難な事業について設定するものであります。 次に、第4表債務負担行為補正につきましては、対象事業費の変更等により限度額の追加を行うものであります。 第5表地方債補正につきましては、対象事業費等の変更により限度額の追加、変更及び廃止を行うものであります。 次に、議案第31号から議案第38号までの8議案につきましては、いずれも令和3年度特別会計の補正予算で、総額4億7,923万2,000円を増額するものであります。 議案第31号 令和3年度古河市国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)につきましては、療養費の確定見込みにより、増額補正するものであります。 議案第32号 令和3年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第3号)につきましては、医業費の確定見込みにより、減額補正するものであります。 議案第33号 令和3年度古河市古河福祉の森診療所特別会計補正予算(第3号)につきましては、医業費の確定見込みにより、減額補正するものであります。 議案第34号 令和3年度古河市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、清算に伴う一般会計繰出金の確定により、増額補正するものであります。 議案第35号 令和3年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)補正予算(第4号)につきましては、保険給付費の確定見込みにより減額補正するほか、債務負担行為の設定を行うものであります。 議案第36号 令和3年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、事業費の確定見込みにより、減額補正するものであります。また、農業集落排水整備事業等において年度内での完了が困難なため繰越明許費を設定するほか、地方債の補正を行うものであります。 議案第37号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、事業費の確定見込みにより、減額補正するものであります。また、古河駅東部街路事業等において年度内での完了が困難なため繰越明許費を設定するほか、地方債の補正を行うものであります。 議案第38号 令和3年度古河市仁連地区新産業用地開発事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、地方債の繰上償還により、増額補正するものであります。 議案第39号 令和3年度古河市水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、まず収益的収入及び支出でありますが、収入の既決予定額から16万9,000円を減額し、26億9,419万1,000円とするもので、支出予算の減額に伴う思川浄水場維持管理負担金の減額補正であります。 支出は、既決予定額から6,186万9,000円を減額し、24億9,207万5,000円とするもので、委託料の契約差金や不用額等の減額補正であります。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入の既決予定額から1億1,988万6,000円を減額し、6億4,583万1,000円とするもので、支出予算の減額に伴う企業債等の減額補正であります。 支出は、既決予定額から2億4,909万3,000円を減額し、13億8,749万8,000円とするもので、建設改良費の契約差金等の減額補正であります。 議案第40号 令和3年度古河市下水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、まず収益的収入及び支出でありますが、収入の既決予定額から2,642万6,000円を減額し、31億6,846万円とするもので、事業費の確定見込みにより、所要の補正を行うものであります。 支出は、既決予定額から2,323万4,000円を減額し、31億6,189万7,000円とするもので、事業費の確定見込みにより、所要の補正を行うものであります。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入の既決予定額から4億6,664万9,000円を増額し、16億4,590万3,000円とするもので、県補助金の確定による増額補正のほか、国の補正予算に伴い国庫補助金及び企業債を増額補正するものであります。 支出は、既決予定額から4億4,797万7,000円を増額し、25億7,003万3,000円とするもので、事業費の確定見込みにより減額補正を行うほか、国の補正予算による事業として処理場及びポンプ場建設改良費を増額補正するものであります。 以上で、議案第30号 令和3年度古河市一般会計補正予算(第12号)から議案第40号 令和3年度古河市下水道事業会計補正予算(第3号)までの提案理由とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 △日程第13 議案第 1号 令和4年度古河市一般会計予算       議案第 2号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算       議案第 3号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)予算       議案第 4号 令和4年度古河市古河福祉の森診療所特別会計予算       議案第 5号 令和4年度古河市後期高齢者医療特別会計予算       議案第 6号 令和4年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)予算       議案第 7号 令和4年度古河市農業集落排水事業特別会計予算       議案第 8号 令和4年度古河市ゴルフ場事業特別会計予算       議案第 9号 令和4年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計予算       議案第10号 令和4年度古河市公共用地先行取得特別会計予算       議案第11号 令和4年度古河市仁連地区新産業用地開発事業特別会計予算       議案第12号 令和4年度古河市水道事業会計予算       議案第13号 令和4年度古河市下水道事業会計予算 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第13、議案第1号 令和4年度古河市一般会計予算ないし議案第13号 令和4年度古河市下水道事業会計予算、以上13件を一括して議題といたします。                                               〔議案は本会議録末尾に掲載〕
    ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 議案第1号 令和4年度古河市一般会計予算から議案第13号 令和4年度古河市下水道事業会計予算まで一括して提案理由を申し上げます。 議案第1号 令和4年度古河市一般会計予算につきましては、予算総額507億円となり、令和3年度当初予算と比較しますと12億円、2.4%の増となります。 第2表継続費につきましては、古河庁舎の外壁等改修に伴う古河庁舎機能保全事業等を継続費として設定するものです。 第3表債務負担行為につきましては、市民税・県民税賦課業務労働者派遣委託料を債務負担行為として設定するものです。 第4表地方債につきましては、22億8,420万円を計上するものであり、前年度比17億4,730万円、43.4%の減となります。このうち合併特例債は9億8,360万円、臨時財政対策債は9億1,000万円を計上しております。 それでは、歳出から順次御説明いたします。 1款議会費につきましては、2億9,699万1,000円を計上しております。 2款総務費につきましては、46億8,641万8,000円を計上しております。主な事業としましては、地域経済の活性化に向けた取組として、継続して新たな産業用地の創出に要する経費を計上するほか、デジタル化への対応として、行政手続のオンライン化や公共Free Wi―Fi導入施設の拡大に要する経費を計上しております。このほか、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組に要する経費などを計上しております。 3款民生費につきましては、222億6,929万2,000円を計上しております。主な事業としましては、新型コロナウイルス感染に伴う自宅療養者等に対し食料品等の支援に要する経費を計上するほか、ヤングケアラー等への対策のため実態調査の実施に要する経費を計上しております。このほか、高齢者や障害者等への支援に要する経費及び生活保護に要する経費などを計上しております。 4款衛生費につきましては、45億7,459万1,000円を計上しております。主な事業としましては、新型コロナウイルスワクチン接種に要する経費のほか、PCR検査費用の一部助成に要する経費を計上しております。このほか、引き続き古河市斎場の大規模改修に要する経費などを計上しております。 5款労働費につきましては、1,742万2,000円を計上しております。 6款農林水産業費につきましては、11億6,673万9,000円を計上しております。主な事業としましては、新規就農者への支援に要する経費を計上するほか、土地改良事業に要する経費を計上しております。 7款商工費につきましては、4億4,476万5,000円を計上しております。主な事業としましては、観光協会の法人設立への支援に要する経費を計上するほか、農泊施設整備への補助に要する経費を計上しております。 8款土木費につきましては、46億5,774万7,000円を計上しております。主な事業としましては、各幹線道路の整備に要する経費を計上するほか、生活道路の新設改良や補修に要する経費、危険ブロック塀等の安全対策への補助に要する経費を計上しております。 9款消防費につきましては、19億6,927万円を計上しております。主な事業としましては、災害時における情報伝達の確実性を高めるため、防災行政無線電話自動対応装置の更新に要する経費を計上するほか、地域消防力の強化のため消防ポンプ自動車の更新に要する経費を計上しております。 10款教育費につきましては、46億5,935万9,000円を計上しております。主な事業としましては、小中学校の適正規模や適正配置等に関する事項について調査、審議を行うため審議会の設置に要する経費を計上するほか、生きた英語に触れる機会をつくる経費や、小中学校体育館等における照明のLED化に要する経費を計上しております。 12款公債費につきましては、57億1,777万8,000円を計上しております。 13款諸支出金につきましては、1億6,962万5,000円を計上しております。 次に、これら歳出予算の財源となる主な歳入予算について御説明いたします。 1款市税につきましては、法人市民税の大幅な回復が見込まれるため、前年度比12億円増の204億円を計上しております。 12款地方交付税につきましては、前年度比6億5,000万円増の64億5,000万円を見込んでおります。 16款国庫支出金については94億6,829万5,000円、17款県支出金については41億3,176万2,000円を見込んでおります。 20款繰入金は10億9,868万3,000円を計上しております。このうち財政調整基金から5億円、合併特例振興基金から2億円、ふるさと振興基金、減債基金、公共施設整備基金からそれぞれ1億円の繰入れを計上しております。 次に、議案第2号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計(事業勘定)予算につきましては、予算総額140億5,600万円を計上するものであり、前年度比3億7,100万円、2.7%の増となります。主な要因としては、受診率の回復に伴う保険給付費等の増によるものです。 次に、議案第3号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計(直診勘定)予算につきましては、予算総額5,420万円を計上するものであり、前年度比920万円、14.5%の減となります。 次に、議案第4号 令和4年度古河市古河福祉の森診療所特別会計予算につきましては、予算総額1億2,690万円を計上するものであり、前年度比1,220万円、8.8%の減となります。 次に、議案第5号 令和4年度古河市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、予算総額17億930万円を計上するものであり、前年度比5,530万円、3.3%の増となります。主な要因といたしましては、被保険者の増加に伴う後期高齢者医療広域連合への負担金の増によるものです。 次に、議案第6号 令和4年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定)予算につきましては、予算総額110億6,500万円を計上するものであり、前年度比800万円、0.1%の増となります。主な要因としましては、被保険者の増加に伴う保険給付費の増によるものです。 次に、議案第7号 令和4年度古河市農業集落排水事業特別会計予算につきましては、予算総額8億460万円を計上するものであり、前年度比2,280万円、2.8%の減となります。第3表地方債につきましては、1億3,540万円を計上しております。 次に、議案第8号 令和4年度古河市ゴルフ場事業特別会計予算につきましては、予算総額9,100万円で、前年同額の予算を計上するものであります。 次に、議案第9号 令和4年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計予算につきましては、予算総額12億1,500万円を計上するものであり、前年度比2億5,790万円、26.9%の増となります。第2表地方債につきましては、5億2,850万円を計上しております。 次に、議案第10号 令和4年度古河市公共用地先行取得特別会計予算につきましては、予算総額1,430万円となり、前年度比400万円、21.9%の減となります。 次に、議案第11号 令和4年度古河市仁連地区新産業用地開発事業特別会計予算につきましては、予算総額7,000万円を計上するものであり、前年度比9億910万円、92.9%の減となります。主な要因としましては、令和3年度繰上償還に伴う元利償還金の完済によるものです。 次に、議案第12号 令和4年度古河市水道事業会計予算につきましては、まず収益的収入及び支出でありますが、収入は26億8,601万4,000円で、前年度比0.3%、834万6,000円の減であります。収入の主なものとして、給水収益24億3,000万円を計上しております。 支出は25億8,903万4,000円で、前年度比1.2%、3,137万1,000円の増であります。支出の主なものとして、動力費及び薬品費2億5,209万6,000円、修繕費1億8,255万1,000円、委託費6億9,179万3,000円、減価償却費9億1,279万7,000円、企業債利息7,419万5,000円を計上しております。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入は10億2,156万4,000円で、前年度比33.4%、2億5,584万7,000円の増であります。収入の主なものとして、企業債8億5,590万円、負担金8,366万4,000円、国庫補助金8,200万円を計上しております。 支出は19億2,804万5,000円で、前年度比17.6%、2億8,912万5,000円の増であります。支出の主なものとして、思川浄水場計装薬注設備更新工事3億5,200万円、配水管の拡張工事1億4,678万3,000円、配水管の布設替え工事5億310万2,000円、南摩ダム水源地域整備事業負担金1億5,321万1,000円、企業債償還金6億4,733万7,000円を計上しております。 最後に、議案第13号 令和4年度古河市下水道事業会計予算につきましては、まず収益的収入及び支出でありますが、収入は33億1,494万3,000円で、前年度比1億2,005万7,000円、3.8%の増であります。収入の主なものとして、下水道使用料14億2,193万7,000円、国庫補助金4,685万円、他会計補助金8億6,767万8,000円、長期前受金戻入9億3,967万4,000円を計上しております。 支出は33億683万9,000円で、前年度比1億2,212万5,000円、3.8%の増であります。支出の主なものとして、管渠費1億3,050万2,000円、ポンプ場及び処理場費7億3,835万円、流域下水道費1億849万2,000円、減価償却費17億8,702万8,000円、支払利息1億9,954万3,000円を計上しております。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入は11億5,569万5,000円で、前年度比2,355万9,000円、2.0%の減であります。収入の主なものとして、企業債6億6,290万円、他会計補助金1億8,593万2,000円、国庫補助金2億3,497万円を計上しております。 支出は20億9,850万1,000円で、前年度比2,939万2,000円、1.4%の減であります。支出の主なものとして、管渠建設改良費5億138万7,000円、ポンプ場及び処理場建設改良費3億334万円、企業債償還金12億3,125万7,000円を計上しております。 以上で、議案第1号 令和4年度古河市一般会計予算から議案第13号 令和4年度古河市下水道事業会計予算までの提案理由とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 △日程追加第2 議員提出議案第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議 ○議長(鈴木隆君) この際、申し上げます。 ただいま高橋秀彰議員外21人より議員提出議案第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議が提出されました。 所定の賛成者がありますので、本件は成立いたしました。 お諮りいたします。この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 議案を通知いたしますので、このままお待ちください。 これより日程追加第2、議員提出議案第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議を議題といたします。                                               〔議案は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) 提出者より説明を求めます。 10番高橋秀彰議員。          〔10番高橋秀彰議員登壇〕 ◆10番(高橋秀彰君) ただいま議題となりました議員提出議案第1号について提案理由を申し上げます。 なお、本議案は正副議長を除く全議員の賛同を得て提出するものです。よって、提案理由の説明は、お手元の決議案をもって説明に代えさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。          〔討論希望議員挙手〕 ○議長(鈴木隆君) 1名と確認いたします。 3番古川一美議員の討論を許します。          〔3番古川一美議員登壇〕 ◆3番(古川一美君) 賛成の立場で一言意見を述べさせていただきます。 戦火の早期終息を望むこと、力による一方的な現状変更は認められないことに異論はございません。そのためにもロシアの主張にも一定の理解を示す必要があると考えております。ロシアにとってウクライナは歴史的にも国防上重要な場所であり、ウクライナがNATOに入ることは受け入れられない一線です。ウクライナにも一定の非はあり、ロシア人の多いドンバス2州の自治を認めたミンスク合意を守っていなかったという事実はあります。一方的なロシアへの非難を続けることは、敵の敵は味方となり、ロシアと中国が協力し、中国が台湾に侵攻したときロシアが日本の北方で動きを見せると2正面の防衛が必要となり、最悪の事態につながる可能性も認識する必要があると考えております。軍事による現状変更を非難するのであれば、中国の軍事行動に対しても毅然とした態度で非難すべきであると考えます。 今回のロシアの軍事行動は、対話が通じない国際社会の厳しさが浮き彫りになっておると思います。これを機に我が国も自国の防衛体制を整え、防衛強化についても議論を進めるべきであると意見を付け加えさせていただき、賛成の討論といたします。 ○議長(鈴木隆君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより議員提出議案第1号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第14 散会の宣告 ○議長(鈴木隆君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。          午後 4時49分散会...